三角巾やお風呂カバーやリハビリアイテムなど
手首を骨折した時の日常や仕事であると便利な商品
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手首骨折に関して折れた時からリハビリを終えてほぼ完治するところまで色々とまとめてきました.実際に記録的なところは前回の記事で終わりとなるところではありますが、最後にそんな手首を骨折中に役に立った、あって助かったという商品やサービスを紹介しておきたいと思います。
今回の骨折は特に利き手という事もあり仕事だけでなくあらゆる場面で利き手の右手が使えないため、やはりかなり日常生活でも不便だったところはありました。
買って役にたった商品やサービス、自分は結果的には買わなかったり使わなかったりしたけど、時と場合によっては便利だし使ったであろうというものなどを紹介しています。
日常生活であると助かった商品やサービス
まずは普段の毎日の生活におけるところから見ておきたいと思います。
このあたりの商品がないと、なかなか不便で過ごしにくい日々を送ることになるので、あって助かったと心から感謝できるものばかりです。
腕を吊り下げる三角巾っぽくない三角巾みたいなもの
骨折時に病院からもらえるのはあのいわゆる白い三角巾です。
今回自分が初めて骨折して知りましたが、あれ、あからさまに骨折しましたという見た目もどうかと思いますが、何よりも使い勝手がめちゃくちゃに悪いんです。
三角巾なので結び目がありそれが首や肩にピンポイントで当たって凝ったり、結んで固定しているのでちょっとした微調整とか修正もしにくいですし、なんなら一人だとつけながら微調整みたいなのができず、一度取って結び目を解いてからだいたいこれくらいかな?というイメージでまた結んで取り付けるなんて事をしなければなりません。
お風呂やシャワー時のアームカバー
骨折時は手術後は当然ながら患部を濡らすことはできません。
そのため、毎日のシャワーやお風呂タイムでは必ず骨折箇所を防水しなければなりません。
1週間~2週間くらいでそれも終わるのでビニール袋などで縛って我慢するのも1つの手ですが、片手でやるには結構面倒だったり手間でイライラもしがちなので、専用のアームカバー的なものを1つ持っておくとめちゃくちゃ楽チンです。
ただ1つだけ注意点としては、腕を入れる箇所の入口が結構頑丈で力を入れないと入りにくいタイプのものもあって、手術後すぐの頃は痛みもあったりするため、腕を入れる時、抜く時というのは少し注意しましょう。
テープのいらない包帯や手首サポーターなど
骨折後、1週間くらい経てば添え木が外れていき、医師からはもう付けなくて大丈夫といった感じで言われるのですが、当たれば痛いし、そのまま素肌でいるというのもちょっと…という感じが個人的にはしました。
子どもにまだ治ってないよというのを視覚的に見せるためにも、そして電車や人が多い場に行く時にも自分は骨折してますというのが見てわかるように、三角巾+包帯という感じでしばらくは過ごしていました。
風呂に入ったりすると毎度毎度で外して付けてをしなければいけないので、テープ式でも良いのですが、何度も貼り付けたり、めくれてしまったりというのが手間だったので、包帯だけで完結できるくっつく包帯系に最終的にはいきつきました。
ただ1つだけ注意点としては、くっつく包帯にも種類があり、粘着が強い系だと手術痕の皮とかその辺にもひっついたりするので注意が必要なのと、手術後すぐは痛みもまだあったりするので、サポーター的なのは使いにくいので少し注意といったところでしょうか。
片手でご飯を食べざるを得ない時の茶碗まくらや食器類
骨折時は行儀が悪いのはわかっていても、痛みや諸々で片手で食べざるを得ない時が多々あります。手術までの期間もそうですし、手術後しばらく痛みが引くまでもそうかもしれません。
そんな片手で食べなければならない時、特に利き手が骨折をしてしまっていると、普段使っていない逆の手で全ての食事をしなければならず、慣れていない事から落としたりこぼしたりというのが頻発します。
また、茶碗やお皿は片手のため持って食べるという事が難しく、机の上に置いたままで食べる必要が出てきますが、いざ食べようとすると茶碗やお皿が滑って食べにくかったり、掬おうとするとそのままテーブルの上を皿ごと移動してしまったりとなりがちです。
何事も片手でやらなければならないため、持ち手のある食器が非常に助かりますし、片付けも片手のため軽い方が良かったり、茶碗やお皿の下に敷く茶碗まくらと呼ばれる系統の商品の上に置いておけば、片手で掬おうとしても滑って茶碗そのものが移動したりもせず、イライラせずに食事タイムが過ごせます。
自己リハビリのためのトレーニングボール系
とにかく手首骨折の手術の後は動かないし力も入らないという状況のため、リハビリをやりながら家でも色々取り組まなければならないので、とにかくそういった握ったりと力をいれられるものを探して購入しました。
卵形のボールもあれば、丸型のボールもあったり、握力筋トレ系などでも使えるものの一番レベルの低いものなどなど、調べたら様々ありますが、とにかくどれか1つあればなんとかなりますし、とにかく握って力を入れたりしてリハビリしていました。
簡単に履いて脱げる靴(自分はSKECHERS)
骨折をして片手しか使えないとなると、とにかく毎日普通にやってる事ができなくなりストレスを抱えます。正直なところ着替えですら片手だと億劫で、服も実際には合った方が良いかなとは思うのですが、値段も値段でデザインなども微妙な感じのものも多いので、後述しますが、その中でイライラが募るのが靴です。
子どもならいざ知らず、大人の場合はテープで止める靴を履いている方は少数で、靴はだいたい紐タイプだったり何かしら履くのに手間がかかるものが多いです。ただそうなると片手だと履いたり脱いだりするのにメチャクチャ大変ですし、途中でヒモが解けたりしてもなかなか結べません。
そういった時用に、疑似紐が付いた紐無し靴のようなものや、踵を踏んでも大丈夫な靴を一足用意しておくと、履くときも脱ぐときも非常に楽でおすすめです。自分はSKECHERSの紐無しタイプの靴にしていました。
ケロイドを予防する保護テープ
骨折して手術をした痕はまぁまぁ見た目的にもややグロかったりします。
人によっては、痛々しかったりでちょっと…という人もいるかもしれません。
そういう人向けでもありますし、なにより骨折をして手術をした後はその傷口が人によってはケロイド状になって血の固まりのようなもので膨れてきたりするため、そうなると割と当たると痛いしより見た目がグロくなるので予防しなければなりません。
色々なテープが販売されているので、口コミなどを見つつ自分に合いそうなものなどや病院で聞いたりするのが良いかなとは思いますが、自分は「3Mネクスケアのキズあと保護&肌にやさしい不織布テープ」を使っています。
というのも、最初の手術では自分はこれ使わずケロイド状になってしまったので、プレート除去の再手術の際に病院でケロイドなる肌性質っぽいからこういうテープしばらく貼ってね。と言われて病院で使われてたのがこれだったので、そのままこれを使っていました。
仕事などであると助かった商品・サービス
次は仕事面で見ておきましょう。
といっても、デスクワークのためあまり影響が無かったこともあり、そこまで自分自身あまり仕事面では特定の何かを使ったりということはなかったです。
候補になったり検討したものは結構あったりしましたが、実際にこれがあって助かったーというのは1つくらいかもしれません。
日時を指定をファイルをアップできるFTPソフト「FTP Rush」
自分が受けている仕事の1つに、特定の日時に更新をしなければいけないというものがあります。
いわゆる通販のキャンペーンであったり、サービス系の特集などであったり特定の日時になったら更新をするといった感じです。
システムなどを入れられれば問題ないのですが、低予算で静的なHTMLで作られたサイトの場合はどうしてもアナログで行わなければなりません。
手術の日が2022年9月30日だったのですが、まさにその日に更新をして次の10月からのキャンペーン開始のファイルに差し替えなければいけなく、9月30日の夜20時に自動的にファイルをアップロードしてくれるようにソフトを使って予約しました。
実際には過去にもまとめていますが、術後も仕事をやろうと思えばできなくはないけれどもケーブル状況などもあって大変ということで、スマホでチェックして無事に全部アップされて更新完了しているのを確認して安心しました。
人によってはあると便利かもしれない商品やサービス
実際に自分は使ったりしなかったものの、1人暮らしなのか家族と一緒なのか、食事シーンはどういう感じなのか、どういう暮らしなのかなどで必要なものというのはかなり変わってきます。
最後にそういった検討して買うか、使うかを悩んだけど自分のケースなら使わなくてもなんとかなるかな?というものも紹介しておきたいと思います。人によってはこれ無いと大変、あったらめちゃくちゃ便利という場合もあると思うので、自分の暮らしや仕事面と考えてみましょう。
フットペダル
骨折の状況によっては片手の稼働が減る事もあったりするため、フットペダルを仕事面で取り入れるかどうかはかなり悩みました。とりあえず右手に負荷はあまりかけない方が良いから、何かしらの操作はフットペダルで代わりにするかどうか、と色々考えました。
最終的には思ってた以上に右手が負荷なくマウスもキーボードもいけるという事だったので導入は見送りましたが、人によってはあると良いかもしれません。
着脱が楽な服
片手のみで日々を過ごすと、毎日の着替えがなかなか億劫です。
自分はまだ不幸中の幸いなことに秋の入口くらいでそこまで寒くなかったので厚着をする必要がなかったのですが、それでも着替えはやはり面倒でした。
ボタン、ベルト、紐、ジッパー、このあたりは片手でやるには難易度が高くなりかなり手間取りますので、必要に応じてテープ式、ゴム式やゆったりめの服などにしていくことになるのかなとも思います。
KIRARERUというメーカー(?)が、骨折した人専用の着脱が楽な服というのも探すと売っていて気にはなりましたが、値段が良い値段してしまっていたため、残念ながら自分は断念しました。ただ見てる限りは非常に着脱は楽そうだなーとは思いました。
缶オープナーやペットボトルや瓶を空けるグッズ
骨折して退院した日常がどうかといったところでも少し触れましたが、片手がほぼ使えない状態になると、今まで当たり前にやってた事ができなくなり、「あ、これ無理かも」というシーンが色々出てきます。
その代表例の1つが、缶、ペットボトル、瓶などを空けることです。
頑張って色々やれば開ける事もできるのですが、開けた時に悲惨な事になってしまう可能性もあったりしますので、特にこのあたりを普段よく使うという方はそれ系のオープナーなどを用意しておくと良いかもしれません。
このグッズ系を選ぶ時の注意点は、「片手だけ」で出来るモノを選ぶ必要があります。握力なくても大丈夫といった系は、両手を使う(片手でモノを支えたりなど)必要があったりするものもあるので注意しましょう。
お風呂で背中を洗うためのグッズ
これも盲点の1つでいざお風呂に入った時、頭は片手でも頑張れば洗えるのですが、体を洗うとき、タオル系やスポンジ系などを使っていると背中などはどうやっても片手では届かないところが出てきてしまいます。
そういう時、孫の手的なお風呂のグッズのボディブラシを使えば背中の色々なところにも届くようになるので人によっては助かるかも知れません。自分は壁を使いながらなんとか乗り切りました。
ハンドソープや歯磨き粉やシャンプーのディスペンサー系グッズ
意外と片手だと色々なところに支障があり、手を洗う際のハンドソープもそうですし、毎日の歯みがきの歯磨き粉、シャンプーをどうやって手に取るか、昨今多く使われるアルコール系も同様にそういったプッシュして何かを出す時、片手では意外と難しかったりします。
そういうときに半自動で出す事ができるディスペンサー系のグッズがありこれらを使うとより楽で便利に取り出せるようになります。
自分はもう半ば強引に左手の指先で押して左手で取ろうと頑張ったり、右肘でプッシュして左手で取ったり、シャンプーなどは足で挟んで右肘でプッシュして左手で取ったりなどなんとか対応して乗り切りました。
片手で開け閉めが簡単な傘
これも雨が降らなければなかなか気付かないのですが、傘は基本両手が使えないと非常に使い勝手がよろしくないです。特に閉じる・畳む時というのは片手でやるのは難易度が上がります。
一般的なワンプッシュ型の傘でも開くときはボタン1つであきますが、閉じる時は傘の上の方にある出っ張りを押して閉じなければなりませんし、その後も止めテープで傘をぐるっと一周回して止めなければなりませんが、これ片手だと至難の業です。
そういう時は、ワンプッシュでの自動開閉の傘を検討しても良いかもしれません。自分の時は週間天気予報などでほとんど雨がなかったのであまりこの辺を考慮せずにいけました。
その他細かいところで色々と
これら以外にも小さなところで色々と出てくるかとは思います。
そういう時に、アイテムを使うかどうかを検討していくタイミングは色々あるかなと。
非常に細かい例などを挙げれば、足のつめ切りは利き手と逆でできるか?とか、洗濯後の衣服を畳むのどうするのかとか、洗い物は片手でやるけどどうするのか、キッチンペーパー切れない!とか、やっぱりお箸逆の手だと食べにくいから食べやすい箸欲しいなとか色々なシーンで出てきます。
何でも買えばとんでもない事になるので要検討
最後にまとめますが、ざっと挙げてきましたが、ここで挙げたのは実際に骨折をしていた身として言えば、全部あったら楽になるのは間違いありません。
しかしながら、全てを揃えようとするとそれはそれで考えなければなりません。
全て買うには金銭的にもそこそこかかってくるでしょうし、場所的にも置いたり管理する必要があります。
なにより、骨折は一生モノなどではなく、1~2ヶ月くらいすればほぼ元通りに近い状態に回復できるもののため、そうなると揃えたもののほとんどは不要になり今度は邪魔になってしまいます。
そういうところも考えて、これは自分には必要だな、これは不要だなと考えて取捨選択していくようにするのが良いと言えます。なので自分は色々検討したところ、最初に挙げたもの以外は買わずでなんとか耐える&頑張るで乗り切ろうとしてやっていました。
色々な骨折系の便利グッズなどでは、風呂系のアイテムや三角巾の代わり的なところがほとんどなので、もっと細かいところ挙げておいた方がわかりやすいかと思って、今までの経験を思い出しながらまとめてみました。
あーそうそう。これ悩んでた!などで少しでも解決してくれれば嬉しい限りです。
※手首骨折の記事が長くなったため、全ての記事をまとめた一覧ページを作っています。時系列など含め確認できるようにしました。
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