手首骨折の手術から1年後の再手術。
プレート除去手術後の痛みや仕事状況などのまとめ

  • 2023.12.01
  • 2023.10.08

雑記など

手首骨折の手術から1年後の再手術。プレート除去手術後の痛みや仕事状況などのまとめ

どっとまとめてその後は放置気味にしていた手首骨折に関する記事の最後の記事として、あれから1年以上が経ち、ついこの間に手首の中に埋め込んだプレートやボルト除去の手術をしてきました。

手首骨折からはや1年、あの時はどうなることやらと思ったりしていましたが、なんだかんだで大きなトラブルもなくクライアントに迷惑をかけることもなく、仕事も変わる事無く過ごしてきましたが、やはりまた入院&手術となると少し不安があるのも事実でした。

そんなプレート除去をするために改めて入院をして、手術をして退院し1ヶ月以上が経過した今、その状況をまとめてみました。

簡単にまとめてみるとこういう感じ

  1. そもそも手首自体はもう何ら問題無い
  2. 9ヶ月ぶりに手首のレントゲン診察をして入院検査の実施
  3. 手術日は選べたので仕事に影響が一番出ない日で決定
  4. 入院から手術までは前回と変わらず。ただ右手使えるのでとても楽
  5. 術後も前回とほぼ同じ。ケーブルまみれで主治医くるまで移動禁止
  6. 前回は右手が指以外動かなかったけど、今回はまぁまぁ4~6割くらいは動いた
  7. 術後の痛みも前回に比べると楽で、多少はあるものの痛み止め飲めば問題なし
  8. ケーブルが外れれば普通に仕事もできたが点滴に血が逆流して断念
  9. 退院後も前回とほぼ同じ。ただリハビリなどは不要
  10. 1週間も経てば日常生活に不便はほぼなし
  11. 1ヶ月経てば、ほぼ元通りといっていいくらい
  12. ただし、骨折前と完全に同じかというとそういうわけではない

といった感じでした。
より詳細は下記にまとめています。

そもそも手首自体には何ら問題はなし

前回の手術をしてからもう1年が経過しています。
今までのまとめなどでも書いてきていましたが、リハビリも終えて手術後数ヶ月経過した頃にはほとんど問題ない状態になっているので、この時期に問題があるという事はまぁあり得ません。

痛みもなければ可動域もなければ、せいぜい何かあるとすれば手術痕が手首だから目立つ。という点と、ケロイドになってしまったためなんとなく痛々しい結果になってしまったというくらいです。

日常生活も問題ないし、普通に運動や子どもと遊んだり、アスレチックに行って子どもと一緒にクリアしたりなどは問題なくこなせますし、当然仕事においてもなんらこの状況では問題ありません。

ただ手首の中には埋め込んだプレートが入ったままなのと、そのプレートを固定するためにボルトを骨に埋め込んでいるのでそれを除去しなければならないという点だけで、それ以外は「あ、そういや手首骨折してたな」というくらいでほとんど影響はありません。

再手術のための準備や検査などなど

前回の手術を終えて問題無いというお墨付きもをもらった時に、1年後くらいにプレート除去の手術をするから、それくらいでまた手術とかするから診察にきてねという感じで言われていたので、予約を取りに行ってきました。

再手術ではあるものの、基本は今までと同じでした。
右手首のレントゲンを撮って、骨が綺麗に問題なくくっついているのを再度確認して再手術してオッケーというのを確認します。

それが取れれば、次は自分の体が手術にきちんと耐えられるかなどの検査をしていきます。尿検査、心電図などのチェック、肺活量やその他なんか色々な検査などをして麻酔科医との話などを経て、検査は完了となる前回とほぼ同じでした。

その後の入院手続きなども同じです。
多少は病院などによって違うとは思いますが、最初に行っている病院なため、同じ手続きを経て入院手続きを終えます。

今回も、手術によって高額医療費制度の対象になるという事で、自分の個人情報を見ることに同意をして、事前に手続きなどを病院経由で行ってもらい支払い額がいくらかというのと、部屋などを決めて手続きを終えています。

手術は急ぐ必要なく自分で選べる

骨折時の手術は骨が回復すればするほど後遺症などに悩まされる事になるため、なるべく早くに手術をする必要がありますが、プレート除去の手術はもうぶっちゃけいつでも良いので、手術日は病院の手術予定さえ空いていれば自分で選ぶ事ができました。

日程的には前回と全く同じで、前日入院→手術→翌日退院という3日コースなので、それを考えて一番仕事に影響の出ない、木入院、金手術、土退院という日程にしました。

入院から手術はほぼ全く前回と同じ流れ

手続きさえ終わればあとは入院日まで今まで通り過ごすだけで、入院日になれば病院の入院窓口へ行って手続きをすればそのまま入院という流れで基本、前回の骨折手術時と同じ流れです。

入院後は簡単な体温や血圧などの検査などはありますが、それ以外は特に何もする事はなくただひたすら部屋で過ごすだけなので、自分はずっと仕事をしていました。

前回と違うのは今回は右手はほぼ完治状態なのでなんら影響がないことです。
手術前日の入院なので、その日に限ってはこの人どこが悪いのかと思われるくらいに何もありません。

手術日当日の流れや状況などもほぼ前回と同じ

この辺もほとんど同じ流れですね。
食事制限などが特定の時間から始まったり全身麻酔での手術といったところも同じで、詳細は前回の手術の時にまとめているのとほとんど同じ流れです。

今回は9時~の手術という非常に早い時間での手術でした。
なので朝食は抜きで、水分補給もどこかの時間で(忘れましたが多分数時間前くらい)禁止となるので、そのちょっと前に多めに水分補給しておきました。

手術を終えた後もほとんと流れは同じ

手術を終えてもまぁ変わる事はありません。
全身麻酔を受けて手術は知らない間に終わっているとうか、目が覚めたら終わっています。

終えた後は酸素マスクが取り付けられ、心電図などのケーブルが至る所に取り付けられ、点滴もあるという状況で、ベッドの上に寝かされそのまま身動きが取れない状況が続きます。

前回と同じように手術後は主治医のチェックがないとベッドから起き上がることができないため、トイレに行きたいとなった場合は、ベッド横に備え付けられたし尿瓶を使って用を足す必要があります。

今回は朝9時~の手術で、その後も主治医は手術が入っていたため、夕方前くらいまで来れなかったため、トイレを我慢しつつでしたがなんとかし尿瓶を使わずにいけました。

手術後の痛みはあるものの前回ほどではない

手術は9時からで昼前くらいには終わってたかと思いますが、術後の痛みはやはり切っているだけあってかそれなりにあります。とはいえ前回の骨折時の手術の時と比べると大丈夫かなという感じでした。

前回は骨が折れている状態+手術だったのが、今回はただ手術というだけなので痛みが違ったのかもしれませんが、痛み自体はそこそこありますが、痛み止めがあるのでたいしたことはありません。

なので、最初の手術時と比べても痛みなどはマシですし元気なので、心電図のケーブルや点滴のケーブルの方がもはや邪魔という意識の方が強いため、早く主治医来てくれーと思っていました。

手首は手術後も動く(通常時の4~6割程度)

一番気になっていた、手首の可動域は手術後でも普通に多少は動きました。
前回の骨折時の手術では、そもそも手首自体がほぼ動かない状態で、手のひらから上しか動かないみたいな状況でしたが、そんな事はありませんでした。

手術を終えてすぐだったのでちょっと怖くもありながら、少し動くのかなどを試してみたら普通に手首が動くし指先などは当然問題なく動くしで、これなら前回より余裕で動くから仕事も影響ないなと安心したのを覚えています。

目安としては手術後すぐくらいは4割~6割くらいは動くという感じでした。

ケーブル外れる頃にはもう普通に回復して仕事もできた

9時の手術で15時くらいにはもう麻酔の影響などもなく、痛みやしんどさなどもなくなっていて、その後の主治医のチェックを経て、点滴以外のケーブルは取って移動もオッケーという事になり、仕事もしんどくないならして良いという事になりしてました。

スマホ自体は普通に触れてたので、そこでチェックなどをしてPCの方がやりやすいなという件だけパソコンを立ち上げて仕事をしてました。

ただ、やはりこの時に点滴がネックで、PCを立ち上げて屈んだり下のものを持ち上げたりなどをして多少力が入ると、点滴に血が逆流して点滴のケーブルが赤く染まってしまいます。

しばらくそのままにしておくとだんだん薄まっていったりしてたので大丈夫かな?と思いつつ仕事してたのですが、とあるタイミングで結構多め?に逆流して赤く染まってしまったので、看護師さんに治してもらいました。

ただその時に血を逆流したままにしとくと固まったりしてしまうから辞めた方が良いと言われ、仕事して逆流したらまたナースコールしてください。と言われたのですが、多分仕事をしてたらしょっちゅう逆流して呼ぶ事になりそうなので、今やらなきゃいけない事だけ片付けて後はスマホで電子書籍を読んでました。

結局仕事は前回も今回も点滴がある以上は、なかなか自由にはできないのが実情でした。素直に溜まっている電子書籍などを読むとかにしておく方が良いと思います。

夜~夜中頃には全部正常のため点滴すら外してOKに

これはラッキーという感じでしたが、夜~夜中にかけて痛みもひいてて自分でトイレ行ってて歩いても問題ないし、食事も完食してるし数値も全く問題ないからということで、点滴も外して自由になりました。

これで一気に通常通りで仕事も普通にこなせるようになって、点滴のケーブルに気を配る必要もなくなることで動きやすくもなるしで、めちゃくちゃ楽になりました。

ここで結局パソコン立ち上げて仕事したりして夜~夜中を過ごしました。

退院後も特に問題は無しで前回より楽

そんな前回と比べてもかなり楽といっては変ですが、思ってたより回復早そうという手術初日を仕事もしながら終える事ができ、眠りについて次の日にはもう退院という流れになります。

ここも前回とほとんど同じですが、今回は回復が早かった影響があるのかないのかわかりませんが、もう朝の10時には退院という事になりました。早い。朝食を食べ、主治医が改めて様子を見に来て軽く見て、うん。何も問題ないねー。ということであとは体温や血圧などいつもの計っていたらもう退院でした。

退院時の片付けなども手術後の右腕は使えないので不便と言えば不便ですが、今回は言っても骨はもう完全にくっついていて、ボルトで開けた穴の箇所だけ空いている状態なのと、痛みも特にないということで前回ほど気を遣うこともなくさくさくと片付けなどもでき退院しました。

痛みなし、稼働は4~6割、生活などは同じで仕事は即可能

状況としてはこの通りで、痛みは前回と比べればほとんどありません。
前回同様に痛み止めも処方されていますが、自分は念のために退院した初日と翌日は飲みましたが、3日目から試しに飲まずにいたらと思って飲まずにいても、痛みもなかったのでそこで辞めました。

手首の稼働自体は上でも書いたように、4~6割くらいは動きます。
というか今回は固定なども必要なく添え木などもありませんし、なんなら包帯とかも別にいらないんじゃない?くらいの勢いでした(念のためしてましたが)。

手首自体はそこそこ動くので、仕事はデスクワークのため即可能というか手術日の夜からしてたくらいなのでなんら影響はなかったという感じです。

唯一不便だなという点としては、患部を濡らすことはできないため、またしばらくはお風呂に入る時や顔を洗うときに、カバーを付けたりして片手でやらなきゃいけないという点くらいかなと思います。

骨折時の手術後と違い右手は多少動くのでご飯時も普通に右手で食べますし書いたりとか多少の物持ったりとか、ペットボトル開けたりとかは余裕で日常生活で困る事はあまり無いと言えます。

1週間経って再診察後くらいでもうほぼ問題なし

今回も9月末で手術をしたので、再診察は1週間後くらいを目処にとなっていたのですが、昨年時の手術&退院と同じように1週間後の目安がスポーツの日の祝日のため、再診札は10日後くらいになってしまいました。

ただそこでもう濡らしても大丈夫ということで風呂にそのまま入ってもOKになるので、これで日常生活で不便を感じることはほぼ無いといったところになります。

前回の時は力も無くなっていれば可動域もないという状態でしたが、今回はそんな事も無く普通にペットボトルなども開けられる状態でしたし多少の手首の反りや捻りも4~6割だったのが日々少しずつより回復していってるという感じでした。

1ヶ月経てば、ほぼ再手術前と同じと言って良い程

1ヶ月も経てば、ほぼ元通りと言っても言い過ぎてはいないくらいには回復します。重い荷物も普通に持てるし、簡単な筋トレもこの頃には普通にできました。患部を軽く叩いたりしても痛みはないですし、子どもと手を繋いで引っ張られたり、急に手を掴まれたりしても痛みもないです。

ただ一応念のため特に対人系のスポーツなどは急に手首に負荷がかかったりする事もあるから、2ヶ月~3ヶ月くらいは空けた方が良いかもね。という案内だったのでやるとするなら年明けからにしようと検討中です。(フットサルなどやっているので)

それら以外はもう特に気になる事はあまりないという感じです。
仕事もそもそも手術日の夜からやってたくらいで1ヶ月も経っていて何か手首の事でなんて事はあるはずがありませんし、日常生活でもほぼ不便さは消えています。

ただし、骨折前と完全に同じわけではない

ただ1つ言えるのは、骨折する前と今が同じかというと必ずしもそうではないという点です。これは医師からも言われていましたが、派手に手首骨折をすると完全に100%元通りは意外と難しいとは言われていました。

そのため今も、例えば右手首と左手首を後ろに反らそうとすると、どちらも同じくらいには反らすことができます。ただ、骨折した右手首は90℃近く反らそうと思うと、いったん反ってつっかかる感があり、そこからさらに反ろうとすると90℃まで反ることができるという状態です。

左手首なら瞬間に90℃まで反ることができますが、右手首は途中でなにかつっかかる感じが出たりはします。これが筋肉や関節的なところなのか無意識での反応なのか、何かなのかはわからないけれどもそういうのはほんの少し残ってる感はあります。

座って立ち上がる時など、いわゆるよっこいしょ。的な立ち方をしようと思った時、左手を付いて支えにして立つことに一切何も思うことはないけど、右手を付いて全体重をそこに乗せて支えにして立とうとすると、少し体が強ばるというか、大丈夫かな…という恐怖ほどではないものの不安感もあるので、そういう骨折した後の意識・無意識的なところの何かはありそうな気もします。

そうは言っても、腕立て伏せもできるし、懸垂もできるし、別に片手でぶらさがったり筋トレで右手に負荷(そこまで大きな負荷ではないですが)をかけてもなんら問題ないので、徐々にこのあたりはどうにか出来るのかなとも思うところです。

といった感じで書きましたが、日常生活を送る分にはなんら問題はありません。
そもそも普段の生活で手首を90℃反ること自体まずないですし、右手だけに大きな負荷をかけて何かをするという事もほぼありません。

買った物を持ったりなどは問題無いですし、5kgや10kg程度のものなら右手で持つのは何ら問題ないので、普段の生活で100%元に戻ってない気がするからといって不便はほぼなく、あえて挙げるとするなら上記のような感じといった感じで、1ヶ月少し経った今は過ごしています。

長きにわたった骨折関連のまとめでしたが、振り返れば骨折した瞬間は1人事業だし大丈夫かという不安がかなり大きかったりしたものの、1年以上経った今、ほぼ影響ゼロで良かったなと心から思います。

同じような1人事業の方でもし骨折してしまって、どうしようと思って調べたりしている人がちょっとでも参考になる情報として役立ってくれれば良いなと思います。そうは言っても、まずはそもそも骨折しないのが一番で骨折する可能性があることは辞めておくに越した事はありません。

ちなみに超余談ですが手首に埋め込んでいたプレートとボルトは除去手術後に、病院によるかもしれませんが「記念にもらえますか。」と言うと持って帰れました。それを周りに見せると、え?これ手首に埋め込んでたの?と驚かれますし、自分も思ってたよりでかいな…と思うくらいのサイズでした。


※手首骨折の記事が長くなったため、全ての記事をまとめた一覧ページを作っています。時系列など含め確認できるようにしました。

手首骨折の総まとめ|入院・手術やリハビリに仕事復帰から再手術まで記録

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思えば1年ちょっと前に旅行先で利き手でもある右手首を骨折してしまって、痛みとともに仕事大丈夫かこれからどうしようという不安はとてつもなく大きかったです...

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